2020.5.24.
写真展のお知らせ
ギャラリー冬青で5月に予定されておりました、ギャラリー企画展、延期となりましたが、あらためて7月に開催が決まりました。以下の日程をお知らせいたします。作家は毎土曜日に在廊の予定です。(作家の予定は、変更もありえますので、事前にお問い合わせください )
大山葉子写真展
「空想の樹花」
場所:ギャラリー冬青
〒164-0011 東京都中野区中央5-18-20
(地下鉄丸の内線 新中野駅 徒歩5分)
Phone:03-3380-7123
fax:03-3380-7121
url:http://www.tosei-sha.jp
期間:2020年7月3日(金)~
2020年7月25日(土)
11時~19時(日曜、月曜、祝日 休廊)
入場無料
展示:モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)
作品 約25点
「樹木など殆ど無いような、都会の片隅で幼少期を過ごした。それにも関わらず植物を常に身近に感じていられたのは、 家の壁に祖父の描いた花鳥風月を題材とした日本画が掛けられていたからだろう。 そしていつしか私自身、花の絵を描き始めた。 祖父の画は朝顔など日本の季節の草花だったが、子どもの頃の自分が描いたのは想像上の花々だった。 クレヨンで描かれた絵はごく拙いものだったが、“空想のお花”と名付けて喜んでいた。 花のお絵描きに没頭していたその時間は、至福の時だった事を思い出す。
そしてクレヨンがカメラになり、暗室作業などするようになった今も、相変わらず花や葉に向き合っている。植物と語らっていると、いつもとは違う別の自分が顔を出す。未知なる自分との対話の結果を作品にしてみた。 無邪気な子ども時代はとうに過ぎ去ったが、今も幼き日の続きをしているのかもしれない、と時折思う。 大山葉子」
2015.3.18.
写真展のお知らせ
大山葉子の5月の写真展の案内はがきが出来上がってきました。
合わせて詳細をお知らせさせていただきます。
大山葉子写真展
「Humoresque ~ボヘミアより~」
期間:2015年5月1日(金)~
5月30日(土)
11時~19時(日、月曜、祝日 休廊)
場所:ギャラリー冬青
〒164-0011 東京都中野区中央5-18-20
Phone:03-3380-7123
fax:03-3380-7121
url:http://www.tosei-sha.jp
e-mail:gallery@tosei-sha.jp
後援:チェコ共和国大使館
「我々日本人にもおなじみの交響曲「新世界より」の作曲家ドヴォルザークや「わが祖国」のスメタナが活躍したボヘミアの都市、プラハ。 弦の国チェコの名に相応しく、プラハでは夜毎、至る所で弦楽室内楽のコンサートが開かれる。
かつてオーケストラのヴァイオリン奏者であった作者には、子供の頃より憧れの国、街であり、弦の音に引き寄せられるようにして、ボヘミアの地に降り立った。
1791年12月のモーツァルト急死の知らせに、どこよりも早く追悼ミサを上げた聖ミクラーシュ教会、作曲者自身の指揮によりオペラ「ドン・ジョヴァンニ」が初演されたスタヴォフスケー劇場、そしてモーツァルトの愛らしい別荘ベルトラムカもプラハにあり、それらの場所ではモーツァルトがそこにいた形跡が確かにあり、リアルに胸に迫ってくる。
神聖ローマ帝国の首都でもあったプラハの、2000 年の響きに耳を澄ませば、石畳みに楽の音がこだまする。
今回の作品群は、21世紀のボヘミアに見え隠れするいにしえの音楽家たちの姿を追い求め、
敬意を払いつつその軌跡を辿ったものである。 大山葉子」
※ Humoresque (ユーモレスク)は、1894年にドヴォルザークが作曲した8つのピアノ小品集。
第7番が特に有名で、しばしばヴァイオリンでも演奏される。
2014.7.14.
来年5月の写真展が決まりました
ここ数年にわたり、大山葉子が東欧のチェコにて撮影を続けてきました写真作品の展示が決まりました。2015年5月の約1か月間の予定で、場所は東京・中野のギャラリー冬青です。
ギャラリー冬青では3度目の作品展になりますので、大山のファン、コレクターの方々にもなじみの場所です。
日程等の詳細が決まり次第お知らせさせていただきます。楽しみにお待ちください。
写真展のお知らせ その2
大山葉子写真展
VITA ~from Bali
会期:2012年5月22日(火)~6月3日(日)
13時~19時 (最終日は18時まで)
会期中無休 入場無料
会場:IN STYLE PHOTOGRAPHY CENTER
インスタイル・フォトグラフィー・センター
〒106-0047 東京都港区南麻布5-2-9
インスタイル南麻布ビルディングB1
東京メトロ日比谷線「広尾」駅下車徒歩7分
http://www.instylephotocenter.com/
後援:インドネシア共和国大使館
大山葉子は、約10年にわたりインドネシア、バリ島に通い、またある時はそこで暮らしながら、バリ島のエッセンスともいうべき深層を、スピリチュアルな映像として作品化してきました。今回は、Atma(魂)、Bhuana(宇宙)に続く、新作Muspa (祈り)を加えた、3部作、いわばバリ島のシリーズの集大成とも云うべき写真展です。
*VITA(ヴィタ)はラテン語で「生命」を表わします。
写真展のお知らせ その1
大山葉子写真展
メフィストの調べ ~ブダペストから~
会期 2012年4月6日(金)〜28日(土)
11:00〜19:00 日曜・月曜・祝日 休館
会場 ギャラリー冬青
東京都中野区中央5-18-20
TEL: 03-3380-7123 FAX: 03-3380-7121
E-mail:gallery@tosei-sha.jphttp://www.tosei-sha.jp
【後援】ハンガリー大使館
「かつて 20代にリスト音楽院に学び、7年の歳月を過ごしたブダペストは、私にとって特別な地である。数年後にリスト生誕200年を迎える事を知った2007年、当時の日々が瞬時に蘇り、14年振りの再訪を思い立った。
リストの楽の音に誘(いざな)われながら、彼が住居としていた場所にも足を踏み入れる。私が好きなリストの代表曲のひとつ「メフィスト・ワルツ」の悪魔的旋律に身を任せていると、21世紀の現在はどこかへ飛び去り、19世紀の空気が辺りを包み、全身を浸す。
さらに空想の中を漂っていると、祖先がアジア系であったハンガリー人(マジャル民族)と、どこかで呼応する自身を感ずることが出来る。
モザイクの様に積み重ねられた時間の堆積と、音楽の生まれ出づる国の気配を捉えよう、とレンズを向けたが、それは同時に自分がそこに居たことの記憶と、面影を求める自身の心の奥底への旅でもあった。 大山葉子」